不妊治療で使われることが多い薬

不妊症で使われることが多い薬

不妊治療で使われることの多い漢方薬をあげておきます。子宮内膜症などでピルなどを服用しているときにも併用して漢方薬が処方されることも多いです。漢方薬は西洋の薬のように即効性が感じられないかもしれませんが、じんわりと体調を整えて改善していってくれます。


 

ピル

 
日本で発売されている低用量ピルは黄体ホルモンの量によって大きく3つに分けられます。第一世代、第二世代、第三世代という風に分かれます。第一世代、第二世代のピルはホルモンの量によってさらに2種類に分けられます。ひとつは、エストロゲンと黄体ホルモンの量が一定量となっています(一相性)。もうひとつはホルモンの配合量が3段階に変化をしていくものです(三相性)。自分が生まれ持っている体質やホルモンバランスにより変わってきますので、医師と相談しながらピルを選んでいく必要があります。

 

漢方薬

 

1.当帰芍薬散
血流を良くして貧血症状を改善します。ホルモンバランスを整えたり痛みを和らげたりすることが期待することができます。冷え性、疲れ、生理不順、生理痛、不妊症、めまい、むくみ、肩こり、更年期障害を改善することが期待されます。

2.加味帰脾湯
虚弱体質、貧血、不眠症、イライラ、不定愁訴、更年期障害や月経前緊張症、生理不順などの症状を改善します。

3.桃核承気湯
月経トラブルに効果が期待できます。血液循環を改善し不安やイライラを鎮めます。他にも便通を良くしたり、腰痛、肩こり、めまいなどの他に生理不順、生理痛などの症状があるときに処方されます。この桃核承気湯には大黄が含まれています。子宮収縮作用が認められているため流産・早産の危険性がありますので妊娠中の人には注意が必要となります。

4.桂枝茯苓丸
血のめぐりを整えて、のぼせや冷えの改善。子宮の炎症を鎮める効果が期待できます。また排卵誘発作用も期待できます。

5.温経湯
血液循環を改善して、内側から身体を温めます。冷えから来る生理痛、不妊症に効果があるとされています。

6.加味逍遙散
体内にたまった熱を冷やします。身体のバランスを整えます。交感神経が高ぶってしまいイライラした症状、不眠症などの神経症状に処方されます。自律神経を整えてくれますのでイライラやのぼせといった女性特有の症状を和らげてくれます。

7.補中益気湯
滋養強壮が多く含まれていますので、体力が低下している時に処方されることがあります。男性不妊の治療薬として処方されることも多く、精子の運動率を向上させる効果が期待できます。

8.六味地黄丸
疲れ、足腰の衰え、頻尿、勢力減退、下半身や生殖器が弱まっている場合などに処方されています。また小児の発育不良などにも使われている漢方薬です。

9.八味地黄丸
頻尿や尿漏れなどに処方されていますが、性機能低下にも効果だ期待されるので男性不妊にも処方されています。

10.牛車腎気丸
足腰、泌尿器生殖器などに効果がありと言われていますので男性不妊にも処方されています。

 

 

漢方薬はドラッグストアなどでも購入することは出来ます。しかし、医師から処方をしてもらえば健康保険が使えますので自己負担額を軽減することができます。漢方薬は、西洋の薬のように直ちに効くというものではなく、緩やかに身体の調子を整えていきますので、体質や症状の改善までには長期間を要することも少なくありません。長期間服用していくとなれば、漢方薬代金もかさんでいきます。そのような経済的な不安を解消していくためにも医師からの処方を受ける方が望ましいです。受診をしていれば、医師に身体の状態も確認してもらえますので、自分自身の安心感にもつながっていきます。

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