不妊治療費用と成功率

不妊治療費用と成功率

 

人工授精は自由診療となっていますので、健康保険は使用できません。
自費診療となります。
医療機関によって費用が違ってきますので、複数の医療機関を下調べすること、十分な説明を受けて納得してから始めることをお勧めします。

 

1.人工授精

 
1回あたりの費用は10000~30000円ほどになります。
母体の年齢が40歳以下の場合ですが4回目までの人工授精で妊娠率は80%ほどというデータがあります。
これが40歳以上となると10%ほどの確率となってしまいます。
もちろん年齢だけが関係しているわけではありませんので、少しでも不妊かもしれないという思いがあったならば、早い段階で受診を検討することをお勧めします。

 

2.体外授精

 

体外受精では、採卵やどの段階での移植になるのか?個人の状態による薬の有無などで大きく金額が変わってきます。
細かく病院によって料金が決められていますのでそちらで確認をしていきましょう。概算では1回あたり数十万円というのが一般的なようです。病院によっては、妊娠の有無によって料金が変わってくるという病院もあります。

一度目の体外受精で妊娠する確率は20%ほどというデータがあります。もちろん一度目のトライで妊娠する人もいれば、複数回でようやく授かる人もいます。年齢や身体の状態にも左右はされますが、4回目までに妊娠する確率は90%まで上がりますので妊娠する確率には回数も大切なようです。しかし、体外受精は高額な費用がかかるのが現状となっています。
パートナー、医療機関ともよく相談をして治療していく必要があります。

各自治体によって不妊治療費助成金があります。
指定の医療機関で特定不妊治療(体外受精・顕微授精)を受けていること妻の初回の治療が43歳以下であること、夫婦での所得額が730万円以下であることなどいろいろ条件があります。
よく自治体のホームページを確認し、該当している場合には申請をしてみましょう。

人工授精での妊娠成功率は5~10%ほどと言われています。
これを年代別に比較してみると30代では10~15%、40代では一気に下がり2%ほどとなってしまいます。
体外受精・顕微授精の場合は、30歳では23%ほどですが40歳では8%までに下がってしまいます。45歳ではわずか1%という確率となっています。
反対に体外受精・顕微授精の流産率は年齢を重ねるにつれて上昇します。30歳では6%ほどの確率ですが、40歳では14%と跳ね上がっていきます。そして45歳での流産率は24%です。年齢が上がれば上がるほど、厳しい状況と言うのが数字でも表されています。子供を授かりたいと考えるならば、早ければ早いに越したことはないという結果になっています。体外受精をする際には、日本生殖医学会で定められているガイドラインがあります。これに沿って治療が進められていきます。

 

日本生殖医学会で定められている胚移植数のガイドライン

 

倫理委員会報告
多胎妊娠防止のための移植胚数ガイドライン

1. 体外受精などの胚移植においては、日本産婦人科学会の見解どおり胚移植数を3個以内とすることを厳守する。
2. 多胎妊娠のリスクが高い35歳未満の初回治療周期では、胚移植数を原則として1個に制限する。なお、良好胚盤胞を移植する場合は、必ず1胚移植とする。
3. 前項に含まれない40歳未満の治療周期では、移植胚数を原則として2個以下とする。なお、良好胚盤胞を移植する場合は、必ず2個以下とする。
4. 移植胚数の制限に伴い、治療を受けるカップルに対しては、移植しない胚を凍結する選択肢について、各クリニックにおいて必ず提示することを求める。

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